
子供が運動音痴っぽいんだけど、学校で嫌われないか心配…
運動音痴は周囲から嫌われないか不安ですよね。運動音痴の私は学生時代、「周囲から嫌われるのではと」ビクビクしていました。
なぜならば、運動音痴は体育の授業やスポーツの場で周囲の足を引っ張ってしまうからです。
この記事では、運動音痴が嫌われる理由と、嫌われないための対策を解説します。実際に運動音痴として生きてきた私が、運動音痴でも嫌われないための具体的なノウハウを紹介しています。
運動音痴を理由に周囲から嫌われたくない人、または自分の子供が運動音痴故に嫌われてほしくない人はぜひ参考にしてください。
運動音痴は嫌われる理由
実際に運動音痴として生きてきた私が経験から学んだ、運動音痴が嫌われる理由は以下の通りです。
- 体育の授業やスポーツの場で周囲の足を引っ張るから
- モジモジしていて周囲をイラッとさせるから
以下、順に解説します。
体育の授業やスポーツの場で周囲の足を引っ張るから
運動音痴が嫌われる最大のきっかけは「周囲の足を引っ張ること」です。個人競技の場合は周囲に迷惑をかけることはありませんが、団体競技では運動音痴は「穴」となります。
- 野球のフライをキャッチできず、相手チームに得点をとられてしまう
- サッカーやバスケで敵にボールをとられて得点をとられてしまう
- バレーでボールをレシーブできず相手チームに得点をとられてしまう
更に、運動音痴は得点をとられてしまうことはあっても、自分で得点をとって挽回することはかなり難しいです。
- 野球でホームランを打って得点を稼ぐ
- サッカーやバスケでシュートを決めて得点をとる
- バレーでスパイクを決めて得点をとる
団体競技において運動音痴は、チームの足を引っ張ってチームが負ける原因となりうるのです。
思いやりのある人や精神的に成熟している人であれば「運動が苦手な人へは周囲がカバーすべき」「運動が苦手な人を責めるのはかわいそう」と思うでしょう。しかし全員がそう考えるとは限りません。
特に子供は精神的に未熟なため「あいつムカつく」「あいつがいると勝てないから嫌い」と短絡的に思ってしまい、結果として運動音痴は嫌われてしまうのです。
モジモジしていて周囲をイラッとさせるから
運動音痴は運動中は消極的な態度で口数が少なくなるため、周囲をイラッとさせてしまいます。
運動音痴は決して怠けているわけではなく一生懸命やっています。しかし運動音痴故に思うように体を動かせないため、周囲から見ると「あいつは全力でやっていない」と思われてしまうのです。
また、運動音痴は運動中は以下の思考状態になり口数が少なくなります。
- みんなに迷惑をかけたくない…
- さっきミスをして自分のせいで得点が入ってしまった…
- 早く終わってくれないかな…
下手な上に声を出していない運動音痴は、周囲を「あいつは声出しすらしていない」とイラつかせて、嫌われやすいのです。
嫌われる運動音痴と嫌われない運動音痴
私の経験上、運動音痴はいくつかに分類できます。分類に応じて「嫌われる運動音痴」と「嫌われない運動音痴」が存在します。
下手なりにガムシャラに動きまくる運動音痴 | ・ボールをとられたら取り返そうと追いかける ・ミスしても下手なりに全力で動く |
消極的に動く運動音痴 | ・ボールをとられたらその場に立ち尽くしてしまう ・常に控えめに動く |
下手なりにガムシャラに動きまくる運動音痴は、運動音痴故にミスをしますが周囲からは「全力でやっている」と思われます。
逆に、消極的に動く運動音痴は周囲から見ると「あいつは全力でやっていない」と思われてしまい、嫌われるリスクが高まります。
開き直っている運動音痴 | ・一生懸命やっても変な動きになるとわかっているので「さあ俺のスーパープレイを見せてやる」等笑いをとろうとする ・ミスしても「うおおおお」「ちょっと待てーーー」など声を出す |
びくびくしている運動音痴 | ・運動中は常に口数が少ない ・ミスすると小声で「ごめん…」と発する |
開き直っている運動音痴は周囲から笑ってもらえるため、たとえミスをしても周囲から多めに見てもらえます。運動音痴のミスを理由にチームが負けてしまったとしても、その運動音痴のプレーを理由に笑えて楽しい思いをすればネガティブな感情が和らぐのです。
一方で、びくびくしながら運動していて口数が少ない運動音痴は周囲をイラっとさせてしまいます。
上記の整理をふまえると、「消極的に動き」且つ「びくびくしている」運動音痴は嫌われやすいです。
一方で、「下手なりにガムシャラに動きまくり」且つ「開き直って笑いをとる」運動音痴は嫌われにくいです。
運動音痴が嫌われないためには
- 運動音痴なりに全力で取り組む
- 明るい運動音痴になる
- 練習しておく
以下、順に解説します。
運動音痴なりに全力で取り組む
たとえ運動音痴であっても、ガムシャラに全力で取り組んでいると周囲から嫌われにくいです。なぜならば、周囲から「あいつは下手なりにがんばっている」と思われるからです。
また、なりふり構わず全力で取り組んでいれば、運動音痴なりに爪痕を残して汚名を返上できる可能性があります。
- 運動音痴がバスケでボールをとられた後、全力で相手を追いかけてプレッシャーを与える
- サッカー中、運動音痴が下手なりにスライディングしてボールをとろうとする
運動音痴は一生懸命やったところでスポーツにおいて人並の成果は出せません。
明るい運動音痴になる
自分が運動音痴であることを武器に周囲を楽しませるスタンスで臨むと、周囲から嫌われにくくなります。なぜならば、「あいつは下手だけどおもしろい」と思われてポジティブな空気をもたらすからです。
- 「さあこいや!!俺を倒してみろ!!」と相手を挑発する
- 「この華麗なシュートを見ろ!」と大口を叩く
「言っていることはカッコいいのにプレーは超絶下手くそ」など、自分の運動音痴度合いと真逆のふるまいをすると周囲の笑いを誘いやすいです。
ただし、出しゃばりすぎは禁物です。なぜならば、中には「相手チームに勝ちたい」と考えている人もいて、運動音痴がしつこく笑いをとろうとすると不快に思われてしまうからです。
笑いをとるのはあくまでも嫌われないための自衛策。やりすぎて「うざい」と思われないよう、丁寧に空気を読む必要があります。
明るい運動音痴は高等テクニック
「明るい運動音痴になって笑いをとる」とは、言い換えれば「運動音痴に対する周囲からのネガティブな感情を笑いでごまかす」ことを指します。
これは実はかなり高いレベルのコミュニケーション能力が必要です。周囲の空気を読みながら「ここでこれを言ったらウケるだろうな」といった深い洞察が必要となります。
また、一般的には学生時代において動きと言動を組み合わせて笑いをとるのは男子の世界でり、女子はなかなか手を出しにくいテクニックです。
練習しておく
嫌われないための正攻法は「嫌われるほどのミスをしない」ことです。たとえ運動音痴であっても、「チームに迷惑をかけるプレイ」さえしなければ運動音痴を理由に嫌われることはありません。
致命的なミスをしないよう、最低限の動きを陰で練習しておくと有効です。



運動音痴は練習しても無意味では?
練習しても運動がうまくできないから運動音痴な訳だし…
確かに、運動音痴はどんなに練習しても急激な上達は見込めません。運動神経の良い人と同じような洗練された動きをするのはまず無理です。
- サッカーでボールが足元にきたら、敵にとられないようすぐに味方にパスする
- バスケでボールをキャッチしたら、落ち着いて周りを見渡して、マークがついてない仲間にパスする
仲間に迷惑をかけない程度の技術を身につけたい場合の、種目別の練習方法は以下です。いずれも1人でこっそりと練習できるので、時間を見つけて取り組んでください。
野球 | ・壁に投げて跳ね返ったボールをグローブでキャッチ ・ボールを高く上に投げて落ちてきたボールをグローブでキャッチ |
サッカー | ・ドリブル ・壁に蹴って返ってきたボールを足元でトラップ |
バスケ | ・ドリブル ・壁に強くパスして返ってきたボールをキャッチ |
バレー | ・その場で上にトス |
嫌われる運動音痴にならないためには
そもそも運動音痴にならないためには、幼少期に十分な運動を経験しておく必要があります。なぜならば、人間の運動神経の形成は、6歳までに80%完成し、12歳までに100%完成するからです。
6歳までに多種多様は運動を経験して運動神経を発達させることが何よりも重要です。



子供に多種多様な運動をさせる時間なんて無いし、何をさせたらいいのかわからない…
子供を嫌われる運動音痴にしたくないけど時間がない人・方法がわからない人には、運動能力の向上を目的とした運動教室がオススメです。
サッカーや水泳といった特定の種目のスポーツを習うのでははく、多種多様な運動を経験できる習い事です。運動神経の基礎が固められる6歳までの間は、特定の動きに偏りがちな1つのスポーツを経験するよりも多種多様な動きを経験した方が良いと言われています。
なぜならば、バランス良く運動神経の基礎を固めておけば、子どもはその後の人生において様々なスポーツを楽しめるからです。
運動音痴を回避するならスポーツ家庭教師ファーストがおすすめ
「体育スポーツ家庭教師ファースト」は、その名の通り、運動のプロが1対1で子供の運動指導をしてくれるサービスです。
- 「うちの子だけ」の完全オーダーメイド指導で、運動神経が身につくから
- いつもの公園が教室に!送迎不要でママも楽々だから
- 入会前に「実際の先生」と相性を確認できるから
- 豊富な指導経験と信頼できるサポートがあるから
以下、順に解説します。
「うちの子だけ」の完全オーダーメイド指導
幼児期は、発達のスピードも興味の対象も一人ひとり全く違います。
体育スポーツ家庭教師ファーストは、子ども一人一人の性格、体力レベル、好きなことに合わせたオーダーメイドのレッスンを提供しています。
- 周りを気にせず、のびのび動ける
-
集団だと周りの目が気になってしまうお子さんでも、先生と1対1なら安心。自分のペースで、失敗を恐れずにチャレンジできます。
- 「できた!」を積み重ねて自信を育む
-
オーダーメイドのマンツーマンレッスンなので、講師は子供のどんな小さな「できた!」も見逃さず、たくさん褒めて自信につなげます。運動へのポジティブな気持ちが自然と育まれます。
- 苦手なことも、じっくり向き合える
-
集団では流されがちな苦手な動きも、マンツーマンなら時間をかけて丁寧にサポート。お子さんの「なんでできないんだろう?」に寄り添い、克服へと導きます。
いつもの公園が教室に!送迎不要でママも楽々
自宅近くの場所を指定できるので、ママやパパの送迎負担はありません。レッスン時間も、家庭の都合に合わせて柔軟に調整可能です。
入会前に「実際の先生」と相性を確認できる
マンツーマン指導で最も大切なのは、お子さんと先生の相性です。



入会しても、子どもが先生と合わなかったらどうしよう…
そもそもどんな先生がくるのか不安…
体験によって、先生の人柄や雰囲気、お子さんとのコミュニケーションの様子などをしっかり確認してから、入会を決めることができます。
先生の性別も選べます。「女の子には女性の先生に担当してほしい」「男の子なので男性の先生に担当してもらいたい」といった希望を出してOKです。
豊富な指導経験と信頼できるサポート
体育スポーツ家庭教師ファーストは、創業20年以上の実績があり、全国2万人以上の登録教師数を誇る業界最大手のサービスです。
かけっこ、水泳、ボール遊び、鉄棒といった基本的な運動はもちろん、特定のスポーツの基礎や、発達に特性のあるお子さんへのサポートなど、幅広いニーズに対応しています。(特に、かけっこ、水泳、体育の基礎に関するご相談が多いです)
体験レッスン申し込みの流れ
体育スポーツ家庭教師ファーストの体験レッスン申し込みの流れは以下の通りです。


申込に必要なのは必須事項は氏名、連絡先、住所のみです。以下から1分で申し込み完了します。
\ カンタン1分で登録完了 /
- マンツーマンだから子どもの性格に合ったレッスン・講師を提案してくれる!
- 体験レッスンで講師との相性を確認できる!講師の性別も指定OK
- 全国各地で実施できるから長距離送迎不要!
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体育スポーツ家庭教師ファーストのスタッフから連絡がきます。
子どもの状況や希望の教師・曜日・時間帯を伝えると、最適な講師を選定しレッスン日時と場所の候補を提案してくれます。


実際に、体育家庭教師のレッスンを体験します。
体験レッスンをふまえて、本契約に進むか否かを判断します。
まとめ:運動音痴は嫌われるので百害あって一利なし
以上、運動音痴が嫌われる理由から運動音痴にならないための対策について解説しました。改めてまとめると以下の通りです。
運動音痴は嫌われる理由 | ・体育の授業やスポーツの場で周囲の足を引っ張るから ・モジモジしていて周囲をイラッとさせるから |
運動音痴が嫌われないためには | ・運動音痴なりに全力で取り組む ・明るい運動音痴になる ・練習しておく |
嫌われる運動音痴にならないためには | 幼少期に十分な運動を経験しておく。子供向けの運動教室がオススメ。 |
嫌われる運動音痴の凄惨な実態を知ったあなたは、子どもが運動音痴にならないよう必ずサポートしてあげてください。辛い運動音痴にならないよう、1人でも多くの子どもが救われる未来を願っています。